10連休も最終日となる.朝からwebを眺めるうちに,京都の大仏という耳慣れない言葉を目にする.かつて京都の方広寺に奈良東大寺の大仏殿より大きい大仏殿があったらしい.大仏も東大寺の大仏より大きかったという.豊臣秀吉が造り初めたものの不幸が続き,秀頼が2代目大仏殿を完成させたようだ.大仏は4代目,大仏殿は3代目まで再建され,自分が小5だった1973年に失火で焼失するまで建っていたというのだが,残念ながら見る機会は無かった.調べるうちにゼネコンのO社が 初代大仏殿をBIMで復元するプロジェクト (監修:黒田龍二 神戸大名誉教授)の概要を2016年に公表しているのが見つかった.方広寺といえば,鐘に刻んだ「国家安康」の銘に家康が難癖をつけて大阪の陣で豊臣家を滅亡させたことは承知しているが,今更ながら大仏殿の存在を知らなかったのが恥ずかしい思いである.次に京都へ行く機会に跡地を見ておきたい気がする. 5条大橋越しに方広寺大仏殿(初代)を望む. 『東山名所図会』に描かれた2代目大仏殿. 明治期の3代目大仏殿.簡素な造りに見えるが,尾張商人らの寄進で建てられたらしい. 3代目大仏殿は1973年に失火で焼失した.