街の本屋でこのタイトルを見かけたのは半年以上前だったように思う.興味深々で早速に図書館で予約を入れたが30人以上の予約待ちだったと記憶している.先週末にようやく順番が廻って来て通勤電車で読み始め,3日ほどで読み終えた. 全く知らない裁判所のこと,100件近い裁判官のお言葉を興味深く読ませて頂いたのだが,爆笑どころか笑える話は,ただの1件も見当たらなかった.冷静に考えてみれば,裁判になっている段階で笑う話ではなくなっている訳だ.ともかく勉強にはなったものの,出版社の拡販戦略にやられたなと,そういう辺りが率直な思いである.買わずに済ませたのは救いかもしれない.できることなら関わりたくない世界を,隙間から垣間見た感で読み終えた.いやいや被告人も様々だけど,それを裁く裁判官も大変だなと思った.仏になる必要があるかもしれない.