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2月, 2023の投稿を表示しています

あの日にかえりたい

"あの日にかえりたい"は半世紀近く前のヒット曲である.40年前にはあまり気を引かなかった曲だけど,いま聞いてみると40年前に戻った気になれる気がする. ” ひこうき雲 ”, ” 卒業写真 ”, ” あの日にかえりたい ” これらの3曲が特に荒井由実らしい曲だと思う. そんな訳でユーミンのヒット曲をあれこれ聞いてみる.ご結婚とほぼ同時期の”中央フリーウェイ”は既に松任谷由美の音楽に感じる.それはそれで良い曲なのだが,それはともかく,”あの日にかえりたい”は高校時代から卒業間もない大学生の頃に作った曲である.サビの歌詞に反応する還暦のおじさんが変なんだろうか?「あの頃の私に戻って,あなたに会いたい」というフレーズがとても心に沁みる.今ならもっとうまくやれただろうという成長の振り返りにもなっている.そんな場面が数々に想い起こされる.そうは言っても時間は巻き戻せない現実がある.実現しえぬもう一つの人生へのはかない想い.やはりヒットチャートの1位になる曲って,そういう人世の普遍性に通じているのだろう. 同時代の作品である”いちご白書をもう一度”や呉田軽穂名の松田聖子のヒット曲の数々,更には松任谷由美時代のヒット曲などの方が馴染みがあったりするところもあるのだが,長く心に残る曲が少なくない.その原点はやはり,荒井由実時代のこの3曲なのかなと思うところである. 蛇足かもしれないが,松任谷由美の好きな曲3選も選んでみる. " ダンデライオン ~遅咲きのたんぽぽ ", " Hello, my friend ", " 春よ、来い " もちろん,この他にも忘れえぬ曲はいろいろあるけれど

地方別人口の推移と将来推計

先日に取りまとめた都道府県の人口の推移と将来推計を地方ごとにグラフにしてみたら傾向が分かりやすくなったと思う.ついでに,第1回国勢調査(1920)より前の統計も拾って,ほぼ15年ごとに1880年(明治13年)まで遡る.1880年の総人口は約3,600万人,江戸期後半~明治初年に3,000~3,300万人と言われているので未だそれに近いが,1940年には7,000万人強に倍増している.1970年には総人口は1億人を超え,2000~2015年頃に1.27億人前後でピークを迎えている. 地方別に見ると,1880年には関東,九州,関西の人口がほぼ同数だったのが,特に1955~2000年にかけて3大都市圏で大きく人口が増える.特に1985年以降は関西と東海では概ね頭打ちになのに対して,関東では2015年まで増加を続ける.いわゆる1局集中の状況が顕著に現れている.2000年以降は,3大都市圏以外では人口減少に転じているが,出生率が高い沖縄だけは増加を続けている.2015年以降は全国的に人口減少に向かうが,主要都市の人口減少は小幅に留まり,大きな都市以外の人口が大幅に減ると予測されている. ちなみに,関東(山梨を含む現1都7県),信越(長野と新潟),北陸(富山,石川,福井),東海(中京3県と静岡),関西(2府4県)としている. この先は2045年頃に1億人程度まで減少すると予測されている.東北や北海道では特に顕著な減少予測だが,その広い土地には予測に加味されていない可能性があるのではないかと思ったりもする.太陽光や風力発電など再生可能エネルギー発電の資源を軸に,食糧生産や森林など,循環経済や自然共生に資する資源が豊富に思われる.地球温暖化で気候も多少暖かくなるかもしれない.予測が外れることを期待したい. 明治以降の地方別人口構成比の推移を俯瞰すると,北陸・東海以西の西日本の人口構成比が65%だったのがほぼ50%まで低下している.関東の比率は一貫して上昇しており,東北,信越,北陸,中国,四国は低下が続く.北海道は1955年を境に増加から減少に転じている. 少ないエネルギーで暮らすには,コンパクトな都市が適しているという.必要な移動が徒歩や自転車で済むのが理想的である.仮に半径1~2kmの円を想定すれば,3~12km2の面積になるので,仮に人口密度を4,000~10,000人/m2と...

「ぼっち」とは?

最近耳にする「ぼっち」とは?「ひとりぼっち」の後半が独立して使われているのは容易に想像できるのだが,そもそも「ぼっち」って何なのか?そして「これっぽっち」の「ぽっち」とは違うのか? webの辞書を調べるとひとりぼっちとは「独り法師」のことだという.宗派や組織に属さない離脱僧のことらしい.また,影法師のようにただ人のことを指すように使われるようだ.音便形で「ぼっち」になったり「ぽっち」になったりするらしい.じゃぁ「ハッチポッチステーション」はどうなんだ?ハッチってみなしごハッチか?と思ったが,これは”Hotchpotch”=(野菜と羊肉などの)ごった煮を意味する英単語だそうだ.調べてみないと分からないことが多い.国語の勉強が足りなかったと今更ながらに思う.

「谷」と「沢」

ほぉ~,きれいに東西に分かれたなぁ.日本海側の北陸3県と新潟県は傾向が違うんだなぁ.東海はかなり入り乱れているようだけど,濃尾平野辺りが白いのは谷も沢も無いっていうことなんだろうか?伊勢の辺りも白いけど,これは何故だろう?「谷」も「タニ」読みと「ヤ」読みがあって関東は「ヤ」読みが多いなどと書かれている.そう言われると確かにそうかも!深堀すると面白いかもしれない. 『日本の地理』末尾が「谷」と「沢」の地名を地図化すると、きれいな東西差ができあがった 関東地方の末尾が谷の地名については、以前作ったこちらの地図(谷地・谷津・谷戸)もあわせてご覧ください。末尾が谷でも、渋谷(しぶや)、市谷(いちがや)など「たに」と読まず「や」と読む地名が多いですね。

都道府県の人口の推移と将来推計

未来の地図帳という文庫本をパラパラっとめくってみたら,近い将来に47都道府県のうち人口減少が多すぎてやっていけないところが出てくるという.国立社会保障・人口問題研究所で2030年から2045年の人口推計を公表している.それを過去の人口の推移と併せて表にしてみる.1925年が大正14年で第2回の国勢調査結果を示している.以後15年ごとの推移を抜出してみた.都道府県と共に,全国の主要10都市の人口も抜出してみた.但し,都市人口は市域の拡張という別の側面による増加もあるので,解釈に注意が必要である. この表でいうと,全国の人口は2015年頃をピークに人口は減少に向かっている.この先の推計は,これまでの傾向が続いた場合の推計である.もちろん何らかの大きな変化が生じれば推計との乖離は増えるだろう.そうは言っても,全国の人口は2030年に1985年頃,2045年に1970年頃と同程度に減少していくと予測されている.概ね東京以外は全般的に人口は減り,特に大都市から離れた地方では全国平均に比べて大きく人口が減っていく訳だ.確かに1925年よりも人口が減ってしまうところもあるようだ.3大都市圏でも関西圏は特に大きな減少が予測されている.東京一極集中が更に進むという訳だ.更には,地方圏ではこの数値以上に老齢化が進むことが予想され,1925年どころじゃない深刻な状況が懸念されるのである. こういう数字は大幅な移民政策の転換でもない限り覆らないのが常識である.しかし,国土構造の変質を期待できる要因も無い訳では無い.そのひとつがエネルギーの再エネ化である.仮に主たるエネルギー源が化石燃料から洋上風力などに大幅に移ったら,太平洋ベルトの燃料輸入港を拠点に展開している産業が,北海道や東北の日本海側そして西九州などの風力発電の適地に移動するのではないか?そんなことを期待する見方もある.北海道,秋田,長崎などにとっては朗報である.しかし,そんなチャンスを活かせるのか否か,それは今後の取組み次第である. 目下,より少ない人員でより多く生産する仕組みはどうか?など多くの人達が考えていることである.また,東京一極集中が,今後の人口減少社会において日本を救うという見方もあるようだ.遷都論も道州制の議論も,何故か吹っ飛んだっきりなのだが,もう少し真面目に議論する方が良いのではないかなどと,素人ながらに思ったり...