船橋の図書館に立寄り,手にした単行本2冊を1時間ほどで超斜め読みする.
騒音の文明史の著者は文学部の出身である.平家物語の鐘の音や熊本から上京した三四郎が出会した著名な文学作品での騒音の描写に始まり,近代社会の礎となった各種機械の音,夜警の拍子木の音やサイレン音など,騒音問題の対象となった様々な音にまつわる事情を解説する.こういう文科系目線の考察も貴重だと思う.
環境省の大罪の著者は元A新聞の記者である.要するに,福島原発の事故処理で焼け太ったという批判のようだ.地球温暖化対策も利権目当と切り捨てる.批判はとても大切なのだが,そんな視点の持ちようで大丈夫なのか?数量的な詰めがなくイデオロギーに終始する文科系な考察の典型じゃないのかな?典型的な左派論調の一冊である.


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